こんにちは、ふとん丸洗い工房です。「生活の中でできる花粉症対策」をお取り寄せいただきまして、誠にありがとうございます。これまで当社が10年間、13万名以上のお客様のお布団をお洗濯する中で、お客様との会話や独自の研究の中で培った花粉症対策のノウハウを皆様に公開し、花粉症対策に役立てていただくことがこの資料の目的です。お読みいただき日々の生活の中での花粉症対策に一工夫入れていただければ幸いですが、今後も改訂を重ねていき、花粉症をお持ちの方にとってより魅力的な資料となるよう努力致しますのでよろしくお願い致します。
~著者~
鈴木富夫
株式会社ふとん丸洗い工房代表取締役社長
有限会社学園化学クリーニング代表取締役社長
~略歴~
1944年生まれ。1975年に有限会社学園化学クリーニングを設立し、茨城県内に23店舗の直営クリーニング店を展開。1999年より布団丸洗い事業を開始し、2009年株式会社ふとん丸洗い工房を設立。洗濯のプロフェッショナルとして衣類・寝具・皮革製品・ペットグッズなど年間150万点以上のクリーニング、保管事業を行う。布団丸洗いサービスは「生活協同組合コープサービス」、「株式会社グランマルシェ(TBS)」にて紙面掲載、テレビ定期放映中。
花粉症とは、スギやシラカバ、ブタクサやヨモギなどから飛散する花粉により引き起こされるアレルギー症状のことを言います。
症状はさまざまで、「くしゃみ」や「鼻づまり・鼻水」、「目のかゆみ」から、症状がひどくなると発熱することもあり、大変辛い状態になります。日本人ではおよそ20~30%程度が花粉症を持っており、かなり多くの日本人が花粉症で苦しんでおります。
花粉の種類別飛散時期
花粉は春先に飛散していると認識されている方が多いですが、それはスギ花粉があまりにも有名で、確かに最も一年で花粉が飛散する時期だからです。しかしながら花粉はほぼ一年中飛散しており、花粉症対策は春先のみ行えばいいというものではございません。春先を過ぎて花粉症対策を油断したばかりに夏に花粉症を発症された方もいらっしゃいますので注意が必要です。
花粉の飛散距離
「花粉の一覧」でご紹介した花粉の飛距離は大変長く、短いもので数キロ、スギ花粉になると数十キロ飛散します。ご自宅や勤務先の近所にスギなどの植物がない場合も油断禁物です。日ごろから花粉対策をしっかり講じましょう。
花粉症になりやすい人とは
現在のところ、花粉症にかかる人を決定する要因は解明されておりません。ただ、遺伝の影響が大きいことと、20~40代の女性が発症しやすいことは統計でわかっております。とはいえ、この条件に当てはまらず花粉症をお持ちでない方も、突然発症するケースも多々ございますので花粉症対策を取り続けることが重要です。
現在花粉症にかかっていない方も、ある日突然花粉症を発症する可能性があることを理解した上で、花粉を体内に入れない工夫を取り続けることが必要なのです。
花粉症を発症する体内メカニズム
ここで、花粉症を発症する体内のプロセスについて一度解説します。
- 花粉が鼻の粘膜などに付着し、体内に入ってきます。
- 花粉が体内に入りますと、体が拒否反応を示し、花粉に対抗する物質である「IgE抗体」を体内で作ります。
- 抗体が体内にできますと、体に侵入した花粉と抗体が結合し、化学物質「ヒスタミン」が粘膜にある肥満細胞から分泌されます。
- 「ヒスタミン」が分泌されますと、花粉を体の外に放出しようと体が自然に反応し、「くしゃみをする」「目をかく」「鼻水を出す」などの動作につながります。
つまり、発症そのものは花粉という異物を体外に出すという通常の生理作用なのです。ただそうは言っても大変辛い症状ですので、なるべく花粉を体内に入れずに生活する工夫や発症したときの症状をなるべく緩和させる努力をいかに取るかがわたしたちにとって大変重要な課題といえます。
花粉症などのアレルギー症状の発症は、自律神経の働きに大きく関係していると言われております。そのため、体調管理をしっかり行い、自律神経の働きを良好に保つことがとても重要です。規則正しい生活を心がけ、とくに春先は昼夜の温度差が激しい日が多く、暖かい日と寒い日が交互に来ることも多いですので温度管理には十分気をつけましょう。
食生活を工夫することもとても重要です。花粉症に効果のある食品(飲料)は、「ヨーグルト」「甜茶(てんちゃ)」「しそ」「ミント」「緑茶」などが挙げられます。無理のない範囲で召し上がられてはいかがでしょうか。
外出時に心がけること
外出される際は着用されるものに気をつけたいところです。
「花粉を体内に入れない」工夫をファッションに取り入れてください。
上着
春先はまだ寒い日が多いですので、コートやジャンパーを着用する機会が多いです。ただし、外を出歩くとコートやジャンパーに花粉が付着しますので、室内に入られる際はきちんと花粉を払い落とすことが重要です。
払い落としやすい素材としましては、毛がふさふさしておらず、革など表面がツルツルしたものです。花粉が多く飛散する日には上着の選択にも考慮されるといいでしょう。
マスク
お鼻の調子が悪いときは、ぜひマスクを着けて外出して下さい。マスクを着用することにより、およそ60%以上の花粉をシャットアウトでき、更に最近はお肌との隙間をなくす、フィット感の高いマスクも販売されておりますのでご自分に合うマスクを一度探してみましょう。
メガネ・コンタクト
花粉が目に入ることを防ぐ目的ではメガネは大変有効です。レンズが大きいほど効果があり、最近では花粉対策用のゴーグルタイプのメガネも販売されておりますので、花粉症の時期だけ使用するメガネをご用意されるのもいいかもしれません。
コンタクトレンズを装着される場合は、常にレンズを清潔に保つことが重要ですが、ひどい目のかゆみなどが発生した場合はすぐに外せるよう、保管用容器と代わりのメガネは携帯して外出されることをオススメします。面倒な場合は使い捨てのコンタクトレンズを使用されることも一つの方法です。
帽子・手袋
髪の毛や手に花粉を付着させたまま自宅に入ると花粉も室内に入りますので、花粉症の症状が悪化する要因となります。そのため、花粉が飛散する時期にはなるべく帽子や手袋を着用し、入室する際には念入りに花粉を払い落とすと効果があります。
花粉がたくさん飛散しやすい日
通常よりも多くの花粉が飛散する日には特徴があります。以下にまとめましたので、覚えていただき天気予報などはよくチェックするようにしましょう。最近の天気予報は花粉予報もしていることがありますので大変便利です。
- 風邪の強い日
- 風向きの変化(南風から北風への変化など)のある日
- 前日が雨で、晴れた日
- 湿度が低い日
- 前日に比べて温度が高く上昇する日
花粉がたくさん飛散しやすい時間帯
- 12時~14時
- 17時~19時
これら時間帯は花粉が多く飛散していることがありますので、ペットの散歩や買い物などの用事、洗濯ものの取り入れなどは避けて行うとよいでしょう。がたくさん飛散しやすい時間帯
お部屋の中で心がけること
室内ではとにかく「花粉を部屋に入れない」ことを心がけ、窓やドアの開閉は最小限に行い、花粉が入り込むことを防ぎましょう。
お部屋の掃除について
花粉が飛散する時期は掃除を普段よりも念入りに行い、室内に入り込んだ花粉を掃除機で吸い取って下さい。ぬれタオルも花粉やほこりを取るのに役立ちます。最近では排気をカットする掃除機も販売されておりますので花粉症がひどい場合はご検討されてはいかがでしょうか。
衣類の洗濯について
花粉が飛散している時期は、選択ものを外に干すのはなるべく避け、部屋干しもしくは乾燥機を使用するのがよいでしょう。もし外に干される場合は花粉ガードのスプレーを噴霧した上で干すか、日光を遮らない透明のビニールなどでカバーをして干し、取り込む際にはしっかり払うか掃除機を当てて花粉を取り除いてください。
衣類と同じように、花粉が飛散している時期にお布団を外に出されるのはよくありません。布団が湿った場合は布団乾燥機でよく乾かし、ほこりっぽくなりましたら掃除機を当てて対応するのがよいでしょう。第2部で説明した日常生活での対策と異なり、お布団のメンテナンスは非常に大変ですので注意が必要です。
起床時にくしゃみや鼻みず、目のかゆみなどが発生することを「モーニングアタック」といいますが、布団に付着した花粉が、起床する動作により舞い上がることが原因で花粉症の症状を引き起こします。この場合はすぐに掃除機を当てなくてはなりませんが、状況が改善しない場合は布団そのものを一度丸洗いすることを検討する必要があります。
天日干しをされる際は、次のことに留意してください。
- 天日干しをする際は、透明のビニールなどでガードし、花粉が付着しないようにする。
- 花粉が多く飛散する12~14時、17~19時を避けて干す。
- 取り込む際は布団をたたかない。
※ダニやダニのフンが細かく砕け余計布団の中に入り込むばかりか、細かく砕けたアレルゲンが鼻から入り込むとアレルギーを引き起こすきっかけとなりますので危険です。 - 取り込んだ際はすぐに掃除機を丁寧に当てる。
シーツやピロケース(枕カバー)も同様です。なるべく外干しは避け、室内で乾燥させるよう心がけてください。
最後に・・・
花粉症対策のうち、一日の3分の1の時間過ごす布団の管理が一番大変で気をつかいます。毎日掃除機を当てるのは大変ですし、また毛布に入り込んだ花粉は毛にからまっておりますので掃除機ではなかなか吸引できず、敷布団や掛け布団の中に入り込んだ花粉は掃除機の吸引力では吸い取りきれません。衣類のメンテナンスと違い、布団の管理は非常に手間がかかり、また手間の割にはあまり効果が期待できません。睡眠時、または起床時に花粉症の症状が出ると非常に辛く、慢性疲労の原因にもなります。
そこで、半年に一度程度、布団の丸洗いを我々専門業者に依頼していただくことをご検討してみてはいかがでしょうか。お申込み~お洗濯後のお届けまで1週間から10日で完了し、3枚丸洗い10,500円(税込み、送料無料)にてご案内しております。
- 当社の丸洗いサービスは、全ての花粉のみならずダニや菌などのアレルギー物質も根こそぎ取り除きます。
- 自然由来のオゾン水で洗濯しますのでお肌が敏感な方にも安心してご利用いただけます。(業界初)
- オプションサービスの防ダニ加工は、「半年間ダニや菌が布団に付着することを防ぐ」作用があり、自然素材の竹エキスを使用しますので小さな肌が敏感な方にも安心してご利用いただいております。(業界初)
- オプションサービスの光触媒加工は、「半年間布団に付着した花粉を消滅させる」作用がございますので完全にお布団を花粉からガードします。(業界初)
- 次のシーズンまで使用しないお布団を花粉のない環境でお預かりするサービスを行っております。
上記の当社ならではの特徴がご好評をいただいておりまして、花粉症に悩まれている多くの方から年2~3回ご利用いただいております。
当社ふとん丸洗い工房の布団丸洗いサービスをご利用いただき、また日常での生活にも工夫していただくことにより、きっと上手に花粉症をコントロールできると思います。
~最後に~
花粉症の説明から適切な対策、布団の管理を説明させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。花粉症は現代病でなかなか予防も難しいですが、日常生活の中でちょっとした工夫をすることにより、花粉との接触をかなり抑えることができます。また、健康を維持する上で睡眠は大変重要な要素ですのでお布団を清潔に保ち、快眠を得ることは花粉症の予防にとって大変大きなポイントとなります。しかしながらお布団は衣類と異なり管理が非常に難しく、ご家庭での管理だけでの花粉の除去や予防は不可能に近いのが現実です。このお布団のメンテナンスの部分で当社が貢献し、皆様の快眠生活に少しでも寄与できれば幸いです。















